qinaQ’s blog

好きなものは好き。嫌いなものは大嫌い!

差別してるのはどっち?

子どもがいるひとも、いる。

子どもがいない人も、いる。

どっちもその人の生き方の中で存在した一つの事実。

もちろんどっちが上でどっちが下、ということも無い。

それなのに。

 

会社の同僚で尿管結石になった男性がいて、どういう話の流れからか、「これ、陣痛ぐらいの痛さって言えるかなー」とか言い出した。

痛みは個人の感覚にもよるしなーと思ってると、反対側の席にいた女性がスクッと立ち上がり、「それは、子どものいない私に対するいやがらせですか!」と叫んだ。一同沈黙。男性は「いや、そんなつもりでは…」と驚いて、声も出ない様子だった。

 

なんだか、釈然としない。

彼女は長年付き合ってる人がいるが、結婚するわけではないらしい。

【それはそれで良し】

彼女は、一時期、子どもくらい産んでおけばよかったと後悔したこともあるらしい。だが、それを乗り越え今に至る

【それは、本人の問題】

結局自分で選んだ人生なのに、他人の言葉をゆがめて受け取り、自分は差別されてると感じる。それって、彼女自身が、自分で自分を差別してるんじゃないかなーと思う。

 

周りの人間は、既婚者とか子持ちとか関係なく仕事のできるひとりの人間として「差別意識」なんてサラサラなく、彼女のことを見ていたので、そしてくだんの発言も、差別してないからこそ、ヘンに気を遣わずなされたことなのだけど…

 

案外、差別してるのは、自分自身ということもある。

 

こういうモヤモヤが多くて困る。